「第9回ドリームキャンプ気仙沼大島」延期のお知らせ

 

 平素は、ドリームキャンプ活動へ格別なご高配とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

さて、この度の新型コロナウイルスの感染拡大の現状について、情勢の変化を見極めつつ、実行委員会において今年のドリームキャンプについてどのような形を取るべきか、慎重に検討してまいりました。5月6日までとされていた全国での緊急事態宣言が延長されることが決まり、収束にはしばらく時間がかかることが予想されます。

 

 ドリームキャンプ開催においては、全国各地からスタッフが集結して運営に当たる関係もあり、しばらくは感染拡大防止の観点から、ドリームキャンプの開催が厳しい現状にあります。実行委員会としましては、何よりも参加する子どもたちやスタッフ一人ひとりの健康と安全を最優先に考え、7月24日~26日に予定しておりました「第9回ドリームキャンプ」の開催は延期とし、来年開催させていただくことといたしました。

 

 今年も赤い羽根共同募金による「みやぎチャレンジプロジェクト」による募金活動(令和2年1月~3月末)において、目標金額60万円を大きく上回る716,000円のご寄付を頂くことができました。この資金につきましては来年に予定されるドリームキャンプの運営費用に使わせていただきますので、ご了承ください。

 

 私たちは、2011年の東日本大震災を乗り越え、震災後の地域の子どもたちのサポートや子どもたちの健全育成を目的に、ドリームキャンプ活動を続けてまいりました。このことは子どもたちをはじめ運営に当たる私たち一人ひとりにとっても大きな力となり、学校生活や社会生活、家庭生活での活力となってきたと自負しております。

 

 私たちはきっと、この新型コロナウイルス感染拡大という困難をも乗り越え、また自然の中で「まごころ、感謝、思いやり」をモットーに、ドリームキャンプが開催できることを切に願っております。引き続き、ご支援・ご協力を賜りますよう、宜しくお願いいたします。

 

 最後に、この度の新型コロナウイルスの感染によって、無念にもお亡くなりになられた方々へお悔みを申し上げますとともに、感染された方々の一日も早いご快復、一日も早い新型コロナウイルス禍の終息を祈念いたしております。

 

令和2年5月11日

ドリームキャンプ実行委員会

奥 原 幹 雄